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ネジ1本で留めてあるヒールは
両足とも直しておけば安心です

ヒールが外れてしまったときの
修理をご紹介


履いているときに起きることが多くてドキドキするこのトラブル。
しかしこちらは元々のヒールの留め方に問題が…

中敷きをめくってみるとネジがたったの1本だけ!!
こんなのほとんど仮止めみたいなものなので、
体重を支えて歩くなんてけっこう厳しいですね…という感じです。

そんなたった1本のネジが折れてしまってヒールが外れたわけです。
いくら何でも1本だけのネジに任せるのは危険です。
ヒールの形状などにもよりますが、3〜4本のネジで留めるのが安心ですよね。

Before & After   ヒール外れ

しっかりと付け直し。
元々1本のネジしか使われていないヒールは、いずれ反対側もまた外れたりしがちです。
両足とも付け直しておくと安心ですね。

これは気がついたら両足とも直してください。
特にヒールが高いものは折れたりして転倒した時に大変危険です。
心地よく安心してヒールを楽しむために。

ジャンヴィトロッシの
コルクウェッジのサンダ

高すぎる厚底を
普段でもはけるように高さを調整

こんにちはellaです。

女性ではよくこの問題があるのではないでしょうか?
憧れてしまうこの高さ。特にインポートになると高さがあるものも多いですよね。

ソールの厚みはけっこうあるものの
傾斜は緩やかなので履きやすいかなーと思ったのですが、
履いていて足を痛めてしまったんです。
この高さでグキっと。とっても危険でした。
実はこちらは私物です。
ソールがここまで厚くなければ履けそうなので、削ることに。

Before & After 
コルクウェッジのサンダルの高さ調整

私物なので思いっきりカットしました。
しかもシルエットもさらに好みになりました。

今回の靴底は

アウトソールは削った分、
元のレザーソールの方が小さくなりサイズが合わなくなったため、
クレープソールで仕上げてみました。
ウェッジソールはソールそのもののデザインにもよりますが、
高すぎるて履きにくい場合にはこんな風に高さを変えることもできますね。

しばらく眠らせていたサンダルでしたが、これで一軍復帰ですね。

ミュウミュウスニーカー
季節に合わせたリカラー
&中敷交換

今回はmue mueミュウミュウの
可愛らしいスニーカー


こんにちは、ellaです。

さてさて、こちらも素敵なデザインのスニーカー。
元々はもっとピンクだったのに、黄ばんで色が変わってしまったんだそうです。
お気に入りのものは沢山履いてしまいますよね。

お客様のご要望のカラー


今回はお客様のご要望でこちらのイメージの色に。
綺麗な桜色ピンクですね。この修理をした時は確か春。
春カラーの桜色ピンクにしたくなる時期ですね。

Before & After 
リカラーと中敷交換

いただいた写真に近い、靴箱やシューズバッグの色をイメージした

ミュウミュウピンク(造語)になったかと思います。

さらに、今回はサイドには黒っぽいシミも。
エナメルに色移りして染み込んだシミはもう落ちないんですよね…
ですが、この通り綺麗なピンクでカバーできました。

マスキングで綺麗に

パーツが細かいスニーカーはマスキングが大変でしたが、
ベロのタグにも色が付かないようにキッチリと仕上げております。

インソールのロゴタグ交換

そして、さらに、インソールもロゴタグを移し替えて新しくしてあります。
中敷交換ですね。
こちらもやはり、靴を脱いだ時に綺麗だといいですね。
足への負担も変わってきます。

お客様からは

お写真で見ていただいたときにも「素敵すぎます」と言って下さっていたのですが、
お返しして対面されるととっても気に入っていただけました。
ありがとうございます。

季節に合わせて楽しんで

リカラーって印象も変わるし、気分も変わります。
季節や流行に合わせてもいいし、もちろん自分の好きな色でも。

外装はとっても綺麗な
ヴィトンモノグラム
縦長トート・サックプラ

今回はバッグの内装交換

こんにちはellaです。
廃盤のレアアイテム。やはり良き時代のいつまでも使いたくなる形。
こういったものはやっぱり長く使っていきたいものです。

さて、そんなに修理が必要そうに見えないこちらのバッグ。
どこの修理が必要なのかというと実は内側。
内側が劣化してネタネタベタベタに…

さらにベトベトなだけでなくニオイも・・・
このまま使うと、バッグの中に入れたものにネタネタがくっついてしまいますね。

Before & After 
バッグの内装交換

内装交換で中身を貼り替えれこんな感じ。
これでまだまだ使えます。
サラサラのシャンタン生地を使用し、少し明るめのものを使用しました。

ヴィトンのロゴタグと
イエローステッチ再現

そしてヌメ革のヴィトンロゴも移し替え。
また、イエローのステッチも再現。
こういったところも直すと見違えます。

これでもう何を入れても安心ですね。
外側がきれいだったので、とても状態のいいヴィンテージに生まれ変わりました。

お母さまの形見
ヴィトンのモノグラムの
ボストン・キーポル

今回は定番の
ボストン・キーポルのハンドル交換

こんにちはellaです。
こちらのボストン・キーポール。廃盤のレアアイテムです。
何度か修理を受けていますが、バッグごとに直す箇所はさまざまです。

王道の美しい形に、また使いやすさは絶品かと。

今回はハンドル部分が切れてしまったので直したいというご依頼。

ヌメ革が乾燥してちぎれてしまった感じですね。

Before & After
バッグのハンドル交換

これでまだまだ使えます。
全体的にヌメ革が乾燥してきている感じですが、
こんな風にどうしてもダメになった部分を替えるだけでも復活しますし、
他の部分も気になるようならヌメ革部分を総替えすることもできます。

イエローステッチも再現

新品のヴィトンのヌメ革はもっと明るいベージュですが、
なじんだ色を使えば違和感も少なめです。
そしてイエローのステッチも丁寧に再現しております。

お母さまの形見だということで修理をご依頼くださったこちらのボストンカバン。
直して使ってもらえるときっとお母さまも嬉しいでしょうね。